【アンコール掲載】
私の選んだ作家たち 99作家99作品 2014年選出 
自縄自縛
1)最低3作読んでいること
2)絵本・コミックはオミットすること
3)翻訳ミステリー福島読書会参加以前に読んだこと
4)良い意味で大衆の皆さんに支持されている作家さんは別記(場外乱闘編として)
5)「スゴイ!」と思った本でも1作のみ読んだ作家さんは除く(涙)
6)古典、エッセイも除く


BDL024


61 中原中也 山羊の歌 
血の中にそのリズムが流れています。

62 梨木香歩    村田エフェンディ滞土録  
読後、鸚鵡の木彫りを買いました。

63 二階堂黎人 私が探した少年    
渋柿信介ちゃんと出会えた幸せ。後に「人狼城」に赴くことになるとは・・・

64 仁木悦子 猫は知っていた 
高校生の時の思い出の一冊。良いものと猫は古くならない。

65 西加奈子    漁港の肉子ちゃん     
ダイナミックなのは表紙だけじゃない。

66 灰谷健次郎 少女の器      
灰谷文学の中で絣ちゃんは一番魅力的!「兎の眼」も。

67 帚木蓬生    ソルハ
タリバン政権下で教育を受けたいと願う女の子。

68 原田康子    挽歌 
北海道の冷たさに憧れ。若い時が私にもあった。

69 姫野カオルコ ツイラク 
新撰組の話じゃありません。四回読み、その度に叫びます。

70 百田尚樹    錨を上げよ    
又三、情けないだらしないとんでもない男。バカです。


71 フェルディナント・フォン・シーラッハ 犯罪          
淡々と、でも正確無比に語られる犯罪の数々

72 福永武彦    海市          
純という字が三つか四つつくぐらいの純文学。

73 古川日出夫 アラビアの夜の種族  
古川さんは大法螺吹きだと確信 「ベルカ」もぜひ。

74 堀江敏幸    燃焼のための秀作  
探偵と助手と依頼人がいます。雷鳴も聞こえます。

75 堀辰夫       風立ちぬ        
サナトリウム文学。ゼロ戦ではありません。

76 町田康       どつぼ超然           
読み終わった後、町田節が抜け切れずべらんめえ口調。

77 松浦理英子 親指Pの修業時代 
ある日突然足の親指がPに。ショック大きすぎ。

78 松浦寿輝    川の光       
誇り高く生きるものなんです。ネズミだって

79 松本清張 ゼロの焦点 
名作と呼ばれるミステリーにはやはり訳があるのだと納得。

80 水村美苗    本格小説        
Japanese嵐が丘!古い日本での陰湿な上流家庭が舞台。

【5夜連続掲載、福島読書会のマリー ベスト99(5)は明日夜10時、完結】