読書会メンバーアンケート、2020ベスト本の第2回をお届け致します。
ご参加いただいたみなさま、今回もご協力ありがとうございました。
ご参加いただいたみなさま、今回もご協力ありがとうございました。
選出条件は2020年に読んで面白かった本。発行年不問。古今東西オールジャンル、初読本であればすべてOK。
それでは、百家争鳴なベスト本の数々をご覧あれ。


◆小松左京『復活の日』
小説を読んで映画も見ました。コロナからの復活の日はあるのでしょうか。えっ?『日本沈没』?作者が同じだけに?
◆1.スノードロップ 島田雅彦
小説を読んで映画も見ました。コロナからの復活の日はあるのでしょうか。えっ?『日本沈没』?作者が同じだけに?
◆1.スノードロップ 島田雅彦
やっぱりコレですね。今は特にこうなって欲しいと強く願ってしまいます。
2.なりゆきを生きる 玄侑宗久
お坊さんのエッセイ。震災、日常生活、寺院の庭等々イロイロと考えさせられました。
3.たかが殺人じゃないか 辻真先
あのお年でこれだけのものを書けるエネルギーに脱帽。
4.合唱 岬洋介の帰還 中山七里
オールスター登場といった感じ。まだまだ続いて欲しいシリーズ。
5.旅のつばくろ 沢木耕太郎
これを読んだら、ますます旅心が募ってしまいました(^_^)
◆『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ 早川書房
◆『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ 早川書房
世界が変わってしまうということを驚きと畏怖を持って体験するときの指針とした一冊。
『金閣寺の首』朝松健 河出書房新社
思い返すとやはり強烈なお味だった。
『蝉かえる』櫻田智也 東京創元社
こちらは評判良いので読んでみた。とても好き。
◆『一九八四年』新訳版 早川書房
「ビッグブラザーがあなたを見ている」
一つの政党が支配する近未来の全体主義国家。主人公のウィンストンは党員として不都合な過去の記録を改ざんする仕事をしていたが、相互監視や絶対服従を強いる党に疑問を抱いていた。ある時、奔放な美女と恋に落ちたことをきっかけに、彼は反体制的な思想に染まっていく……。
70年以上前に執筆された小説ですが、音声入力の装置や受信だけでなく、送信も行う映像機器など、現在と重なる部分もたくさんあります。現実世界に〈思考警察〉が現れるのは、そう遠い未来ではないのかもしれません。
◆ちくま文庫から2020年に復刊された都筑道夫の3冊を推す
◆『一九八四年』新訳版 早川書房
「ビッグブラザーがあなたを見ている」
一つの政党が支配する近未来の全体主義国家。主人公のウィンストンは党員として不都合な過去の記録を改ざんする仕事をしていたが、相互監視や絶対服従を強いる党に疑問を抱いていた。ある時、奔放な美女と恋に落ちたことをきっかけに、彼は反体制的な思想に染まっていく……。
70年以上前に執筆された小説ですが、音声入力の装置や受信だけでなく、送信も行う映像機器など、現在と重なる部分もたくさんあります。現実世界に〈思考警察〉が現れるのは、そう遠い未来ではないのかもしれません。
◆ちくま文庫から2020年に復刊された都筑道夫の3冊を推す
『紙の罠』『悪意銀行』『吸血鬼飼育法』 面白さは保証付き
(3)につづく。
(3)につづく。