恒例のベスト本アンケート第3弾!ご協力いただいたみなさま、今回もありがとうございました。
2021年に初めて読んだ本限定、古今東西、オールジャンル。電子書籍もOK。再読本はNGという条件で、みなさまの選んだ本をご紹介します。


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◆1.線路のない時刻表  宮脇俊三
鉄道愛をヒシヒシと感じる。三陸鉄道の開通記事が嬉しい。早く乗りたい!
 2.鉄道無常  酒井順子
旅行に行きたい、汽車に乗りたい!を少しはなだめてくれた(^_^)
 3.阿房列車(第二込みで)  内田百閒
1の影響で読んだ。奥羽本線が出て来る第二の方がサクサク読めた。それにしてもおもしろい人だなあ
 4.湖畔荘 ケイト・モートン
この雰囲気は好きだ。新作はまだかな
 5.ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ
○○にシンパシィを感じる
 6.常野物語りシリーズ 恩田陸
あちこちの伏線が残ったままな気が…続きがあるのかな?
 7.亜ノ国へ  柏葉幸子
おもしろかったけど、もう少し長くして欲しかった…ちょっと不消化な感じ
 8.ライオンハート  恩田陸
まさか発端があの女王だったとは!
 9.マカン・マラン  古内一絵
出て来る料理が本当に美味しそう♪
 10.失われた岬  篠田節子
12/24読了、クリスマスイブに読むにしてはかなりキツイ内容だった。ヒグマの恐ろしさが記憶に残りすぎ。主題はヒグマじゃないんだけど…


◆レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫)
 マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(村岡花子訳、新潮文庫)
どちらも、読んでませーん、となかなか言いにくい本でしたが、読んでみたら、なんでもっと早く読まなかったんだ、と自分を叱りました。そういう本がたくさんあって、一生を終えるまでにすべては読み切れないだろうけど、少しずつ切り崩していかなくっちゃと思う年頃です。


◆私好みの女主人公は皆パリピだということが判明した年でした。

『マリー・アントワネットの日記 Rose』
吉川トリコ 新潮文庫nex
『マリー・アントワネットの日記 Bleu』吉川トリコ 新潮文庫nex
読み始めると同時に狂喜乱舞、吉川トリコはちょっと凄いですよ。軽妙に読ませるのにぐいぐい抉る、非常に好みです。『ベルサイユのゆり』も早く読まなくちゃ!現代小説も弱いところ突いてくる感じで、慎重に読んでいます。

『私はスカーレット』Ⅰ~Ⅳ 林真理子 小学館文庫
こちらも“超訳”、スカーレットの一人称で語り直しです。悔しいが上手いんだよな?。まだまだ途中です、続き楽しみ。